J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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ピンク映画出身の滝田洋二郎監督が内田裕也と組んで撮った初めての一般映画。スキャンダルの匂いを嗅ぎ付け、「恐縮です」「一言お願いします」と渦中の人物に無表情にマイクを突きつけるダーティーな芸能レポーターに内田裕也が扮し、事件やスキャンダルを好む現代大衆を皮肉った異色の怪作。“ロス疑惑”の三浦和義ら、現実の事件の関係者を登場させて再現したりと、キワモノすれすれの刺激に満ちた映像が展開する。ビートたけしは、世間を騒がせた刺殺事件の犯人役で登場。短いシーンながら最も強烈な印象を残し、役者としての異能ぶりを見せつけている。
結婚を目前に控えて揺れ動くカップルの迷いと、周囲の若者たちのそれぞれの青春を描いた群像劇。当時アイドルだった伊藤麻衣子の大胆な演技が話題を呼んだ。生真面目なOLの洋子（伊藤）と奔放なフリーターのレイ子（堀江）は、全てが対照的な姉妹。洋子は恋人の横山（石黒）との結婚を決意するが、横山はある晩、酒の勢いでレイ子と関係を持ってしまう。原作は原田美枝子。
勉強より金！ビジネスより金！そして、愛情よりも金！？家族をあげてひたすら金を信じ、ひたすら金を愛するがゆえに、日夜小銭稼ぎに精を出す明るい守銭奴＝木村家の家族の暮らしを描く、ブラック・ユーモアに満ちたホーム・コメディ。彼らの異様なまでの金への執着ぶりをユニークなエピソードで綴る。監督と脚本は『病院へ行こう』『僕らはみんな生きている』『お受験』の名コンビ、滝田洋二郎監督と一色伸幸。原作は谷俊彦。
妻の浮気現場を発見したコピーライターの男（真田）は、取っ組み合いの末、間男（大地）もろともマンションの3階から転落、二人とも全治一ヶ月の重傷を負って「私立某大学病院」に入院する。しかもベッドは隣同士に。さらに、注射を打つのが大の苦手という不慣れな新米女医が担当になってから、てんやわんやの大騒動が繰り広げられる。シニカル・コメディの決定版。
真田広之演じる平凡なサラリーマンが、海外出張先でクーデターに巻き込まれていく姿をコメディ・タッチで描いたサバイバル・ムービー。大手建設会社の営業マン・高橋はタルキスタン共和国へ一週間の出張を命ぜられた。ところが帰国寸前に現地でクーデターが勃発。ジャングルの中へ逃げ込むが。
暴力団と警察内部の双方から恐れられている新宿署防犯課の刑事・鮫島(真田)。彼が単独で追っていた改造銃製作のプロ、木津(奥田)の銃によって警官二人が殺される事件が起きる。木津の居場所を突き止め単身乗り込んだ鮫島は逆に木津に捕まってしまう。大沢在昌のベストセラーシリーズ“新宿鮫”の第1作を映画化。新宿の街を舞台に、孤立した捜査を続ける“新宿鮫”こと鮫島の姿を描くハードボイルド・アクション映画。
タイの首都バンコクを舞台に、詐欺師コンビとその仲間となった女性ツアー・コンダクターが巻き起こすドタバタ・コメディ。タイへ団体旅行を率いた添乗員・みすず（清水）は、2人組の詐欺師（萩原・風間）にだまされる。しかし、彼らの腕に惚れ惚れしたみすずは仲間に入り、日本人ヤクザを騙して大金を手に入れるが。
シャ乱Ｑを主演にした豪快で破天荒な爆笑サクセス・コメディ。売れないバンドのボーカル乱之介（つんく）はスカウトされ上京。「これで金と女とエッチが手にはいる！」と喜ぶが、そこで知らされたのは演歌歌手としてのデビューだった。ライバル黒井ひでと（陣内）を越えて演歌の星になれるのか？演歌の大御所のお嬢様・珠美（瀬戸）のハートを射止めることができるのか？ビジュアルストーリーブック、サウンドトラックもお楽しみ。
峠を過ぎた中年マラソン・ランナーが愛娘の小学校受験や自身のリストラに悪戦苦闘するハートフル・コメディ。監督・脚本は、『病院へ行こう』の滝田洋二郎と一色伸幸。衰えの見え始めた実業団のマラソン選手・富樫（矢沢）は、妻と娘の3人家族。一家の生活は、娘・真結美の有名小学校の「お受験」を中心に回っていた。妻・利恵（田中）に連れられ塾で模擬面接を受けるが、あまりの厳しさに唖然とする。その矢先、富樫はリストラされ利恵に代わって専業主夫となるが。矢沢永吉が映画に初主演し、49歳とは思えない鍛えた肉体を披露する。
平介の妻と娘が乗ったバスが事故に遭い、妻は帰らぬ人となってしまう。ところが、なんとか意識を取り戻した娘には妻の人格が宿っていた。二人だけの秘密を胸に、平介は娘との不思議な夫婦生活を送ることに。数々の賞に輝く東野圭吾原作のベストセラーの映画化。またリュック・ベッソン製作によるリメイクがされた。
伝説の陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた夢枕獏の『陰陽師』シリーズを滝田洋二郎監督が映画化。狂言師・野村萬斎が圧倒的な存在感で安倍晴明を演じきり、続編も製作された。人と魔物が共存する平安時代。陰陽師・道尊（真田）は“都の守り人”の出現を予言する。その頃、各地で魔物がうごめき始める。ある夜、生まれたばかりの親王の身に異変が起き、右近衛府中将・源博雅（伊藤）は友人の陰陽師・安倍晴明（野村）に助けを求める。
狂言師・野村萬斎が実在の陰陽師・安倍晴明を演じて大ヒットした映画『陰陽師』の続編。中井貴一扮する謎の術師・幻角と晴明が壮絶な死闘を繰り広げる。前作に続いて滝田洋二郎が監督。太陽が突然黒くなる“日隠れ”と呼ばれる現象が起きた。やがて宮中の人間が鬼に襲われ、身体の一部を喰いちぎられる事件が続く。晴明（野村）はこの事件が、藤原安麻呂の娘・日実子（深田）が毎晩さまよい歩くことと関係があるとにらむが。
浅田次郎の同名ベストセラー小説を『陰陽師』の滝田洋二郎監督が映画化。家族を食べさせるために名誉より金を重んじ、仲間から「守銭奴」とさげすまれながらもおのれの信念を貫き通した新撰組隊士、吉村貫一郎の愚直な生き様を描いた感動作。幕末の混乱期、新撰組に入隊を許された吉村の見事な刀さばきに目をつけた斎藤一は。日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞、中井貴一と佐藤浩市が主演男優賞、助演男優賞に輝いた。
野球の天才ゆえに周囲から孤立する12歳の少年が、苦しみと葛藤を経て成長する姿を瑞々しく捉える青春ドラマ。あさのあつこ原作の大ベストセラー小説を映画化。オーディションで主役に抜擢された林遣都が、新人離れした演技を見せる。原田巧（林）は12歳にして絶対的な野球の才能を秘めた天才少年。しかしそれ故に周囲と相容れることができず、家庭でも入学した中学校でも孤立していた。巧の投げる球に惚れこんだキャッチャーの豪（山田）は、バッテリーを組もうと申し出る。
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