J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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新宿のシマを仕切る三東会の幹部でヤリ手のヤクザ花城竜二(金子)は、金と出世欲だけで動くヤクザの世界に虚しさを覚え、ヤクザ世界から足を洗って妻（永島）と娘とともに平和でつつましい市民生活をはじめる。だが、男は欺瞞だらけの平穏に鬱屈し、苛立ち、ふたたびヤクザの世界に舞いもどっていく。実際にヤクザの世界にいたことのある役者・金子正次の原作・主演による温かくてホロ苦い秀作ドラマ。川島透第1回監督作品。金子は本作完成直後にガンで急逝。撮影中、病状をおしての執念の熱演が今でも語り草になっている。脚本の鈴木明夫は金子のペンネームである。
組織や枠にとらわれることを嫌い、遊び感覚を忘れずあくまでも己が自由であることを信条とする、柴田恭兵とジョニー大倉が扮する二人のチンピラの爽やかな生きざまを描いた異色青春映画。鬼才と呼ばれながら若くして他界した『竜二』の金子正二の遺稿脚本に川島透監督が手を加え映画化。ヤクザならぬ「チンピラ」の洋一と道夫は競馬のノミ屋やライブハウスのアトラクションなどをやりながら気ままに生きていたが、ある日、洋一がヤクザからシャブを預かったことから厄介な事件に巻き込まれることになる。
当時人気絶頂のチェッカーズ主演、歌あり恋あり冒険ありのファンタステック＆サスペンス・ムービー。チェッカーズのメンバーは実は超能力を持ったたぬきであるという設定で、彼らの超能力を狙って国際的陰謀団が暗躍する。公開当時SFXを駆使した、たぬきの変身場面が話題となった。
1978年に『野性の証明』でスクリーンデビューしてから『ねらわれた学園』『セーラー服と機関銃』など角川映画の看板女優として活躍してきた薬師丸ひろ子が、角川から独立して初主演、アイドル女優から脱皮し新境地を開拓した作品。スランプに陥って夜の六本木で憂さ晴らしをしていた天才女流作家・珠子は、突然ヤクザ風の男に狙われ、逃亡する派目に陥ってしまう。
日本を脱出し、地上の楽園ハワイのホノルル・ダウンタウンでず太く、たくましく生き抜くチンピラ二人組みの活躍を、オールハワイロケで描く。時任の恋人で一流ダンサーを夢見る日系人役に『ベストキッド2』のタムリン・トミタが扮する。川島監督のヒット作『チ・ン・ピ・ラ』の続編とも言える作品。ラストの大カーチェイスは見もの。
江戸川乱歩原作の「押絵と旅する男」を『竜二』の川島透が映画化。自分の生涯を夢見てしまった少年は遠眼鏡で見た娘に心を奪われてしまい、自分も“押絵”の中に閉じ込めてしまった兄の面影を追い求める。
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