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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

フランス映画

1980年代

ジャンヌ・モロー監督『リリアン・ギッシュの肖像』(Lillian Gish)

サイレント映画時代の大スター、リリアン・ギッシュへのインタビューを軸につづられたドキュメンタリー。幼くして舞台役者への道を歩き出した彼女が、映画の世界に入り、D・W・グリフィス監督作品始め、数々の名作にかかわってゆく様子を生き生きと語る。持ち前の「好奇心」で数々の困難をはねのけてきた彼女の語り口は、いまだ情熱的で力強い。フランスを代表する女優ジャンヌ・モローが監督し、自らインタビューアーとして参加している。

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クロード・ベリ監督『愛と宿命の泉 フロレット家のジャン』(Jean de Florette)

南仏プロヴァンス地方の寒村を舞台に、2代に渡って展開する泉を巡る愛憎劇をイヴ・モンタン、ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデューら豪華キャストで描いた文芸大作の第1部。美しくも厳しい自然を背景にして綴った感動の人間ドラマで、監督は「ジェルミナル」の名匠。1920年代。村の顔役である農夫、セザール(モンタン)のもとに兵役を終えた甥のウゴラン(オートゥイユ)が帰ってくる。カーネーション栽培を始めた甥を助けようとしたセザールは、泉を持つ隣人を殺し、甥と一緒に泉を埋めて秘匿する。やがて、隣人の土地を相続したジャン(ドパルデュー)が妻子を連れて都会から越してくるが、泉の存在を知らない一家は旱魃に苦しめられ…。

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クロード・ベリ監督『愛と宿命の泉 泉のマノン』(Manon des sources)

文芸大作の第2部。原作はフランスの国民的作家マルセル・パニョルが過酷な自然の中に生きる人々の姿を描いた一大叙事詩。復讐を誓う娘役でエマニュエル・ベアールが登場!フランス映画界のスター俳優が顔を揃えた大作で、初々しい肢体を披露したベアールの出世作となった。物語を彩るハーモニカの物悲しい調べが心を打つ。10年後、花の栽培で成功したウゴランは美しく成長したジャンの娘マノン(ベアール)に恋をする。だが泉にまつわる真相を知った彼女は、父の復讐を果たすべく、村の水源を塞いだ。村全体が水不足に苦しむ中、過去の秘密が明らかとなり…。

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ジャン=ルー・ユベール監督『フランスの思い出』(Le Grand Chemin)

マンガ家出身という異色の経歴を持つジャン=ルー・ユベール監督が描く、ノスタルジアあふれる半自伝的作品。忘れられない夏休みを経験する主人公のルイ少年を好演したアントワーヌ・ユベールは、監督の実の息子だ。

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ジャン=ルー・ユベール監督『フランスの友だち』(Aprs La Guerre)

切ないノスタルジア映画『フランスの思い出』に続き監督・主演のユベール父子が放った本作は、同じく仏の美しい風景描写の中にノスタルジックな空気を漂わせながら、戦争の理不尽さを批判した、反戦色の強い内容。

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2004-10-18 掲載
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