J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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テレビドラマ『スチュワーデス物語』(1983年〜1984年作品)でおなじみのせりふ回しはデビュー作のこの作品でも同じで、川口浩と野添ひとみ、それに川口浩の母親、三益愛子の競演作であり、原作が父である川口松太郎。やらせすぎはやはり地なのか。(笑)
物語は親父が拘置所収監の境遇一緒の男女の出会いから始まる青春もの。探検家、川口浩の若々しい反逆児ぶりが爽快ですよ。
若尾文子が、のちに名コンビとして数々の傑作を生み出すことになる増村保造監督と出逢った作品。源氏鶏太のラジオ・ドラマをもとに、祖母の死によって実の母親がいることを初めて知らされた娘・有子（若尾）が、彼らを求めて上京しさまざまな苦難に遭いながらも太陽のように明るく生きていく姿を描く。若尾文子の、さわやかでみずみずしい魅力がひときわ光る、はつらつとした青春映画の佳作。
冬の穂高登山に挑んだ小坂は、切れる筈のないザイルが切れて転落死し、彼と同行していた魚津に殺人の嫌疑がかけられた。魚津は小坂の愛した美貌の人妻への思慕を胸に、遭難の真相を突き止めようとする。井上靖のベストセラーを、山本富士子主演で増村保造が映画化。
マスコミ社会を痛烈に風刺した開高健の同名原作を映画化した異色ドラマ。製菓会社の敏腕宣伝課長・合田（高松）と部下・西（川口）は自社製品の広告に街で拾った少女・京子（野添）をマスコット・キャラクターに起用。京子は合田と西の二人によって、一躍スターダムにのし上がっていく。しかし、マスコミの中で戦いながら果敢に生きていく西の想いとは裏腹に、事態は全く別の方向へ。エネルギッシュに自己主張する登場人物たちの斬新さが話題を呼んだ増村保造初期の傑作。
「暖流」「氷壁」でコンビを組んだ新藤兼人のオリジナルシナリオを増村保造が映像化したアクションドラマ。社会の底辺をさまよう若者の悲恋を増村監督らしい強烈なタッチで描く。チンピラのサブ（川口）は、地方出身の娘をだまして暴力で関係をつけては、その娘を売春組織に叩き売っていた。ある日いつもの要領で秀子（野添）に乱暴するが、それが元で井川刑事（船越）に逮捕される。井川により家庭の温かさを知り、秀子に愛情を感じた時、彼に命の危険が迫った…。
野々村家は三人姉妹で、二人の姉はお金持ちの三原家兄弟に嫁いでいた。そこで姉たちは、三女・杏子を三原家に残る三男・三郎と結婚させようと画策するが。女性を描くことに定評のある増村保造監督が、原作に源氏鶏太、主演に若尾文子と川口浩を迎えて作った恋愛喜劇。
増村保造監督による大映オールスター出演作。没落した旧地主一家を舞台に、土地を守ろうとする母と、土地に縛られることなく自力で人生を切り開こうとする姉妹の生き方が描かれる。東京近郊で蘭の栽培をしているふさは、小さい土地を守りながら娘二人を女手一つで育ててきた。だが長女・菊江は舞踏家の夢を抱いて家を出ていってしまう。
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