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映画データベース

J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。

成瀬巳喜男

1930年代

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『乙女ごゝろ三人姉妹』

川端康成の「浅草の姉妹」を映画化。松竹を離れた成瀬監督のP.C.L第1作で、初のトーキー作品。浅草で門付けをする、おれん(細川)とお染(堤)の姉妹は、守銭奴のような母親(林)から苛められてきたが、おれんは映画館の楽士と駆け落ちしてしまう。お染は末の妹・千枝子(梅園)をレビュウガールとして育てようと決心するが。ナレーションの挿入などトーキーならではの巧みな音響効果も場末の哀愁をそそる人情劇。

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『女優と詩人』

同年の『乙女ごゝろ三人姉妹』に次ぐ成瀬巳喜男のトーキー第2作。中野実の舞台劇を映画化。成瀬が後に結婚する千葉早智子と出会った映画としても知られる。童謡作家の二ツ木月風(宇留木)は、有名な舞台女優である千絵子(千葉)と結婚していた。ある日、月風の親友で三文文士の梅童(藤原)が、二人の家に居候することになることから騒動が始まる。

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『妻よ薔薇のやうに』

中野実が新生新派のために書いた「二人妻」を映画化した戦前の成瀬巳喜男の傑作。女流歌人の悦子(伊藤)は、砂金を求めて山へと去っていった夫・俊作(丸山)を強く慕いながらも追いかけられない。叔父の新吾(藤原)のすすめで愛人・お雪(英)のもとから父を連れ戻してくる娘の君子(千葉)。しかしどうしてもうちとけ合えない両親の姿に夫婦関係の崩壊を悟り、君子は父を諦めるのだった。夫・妻・夫の愛人の葛藤を、新旧世代を対照させて描く。娘の客観的判断は今観ても新鮮味がある。

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『サーカス五人組』

古川緑波の舞台台本「悲しきジンタ」をもとに成瀬が構成、永見隆二、伊馬鵜平が脚色。旅から旅のジンタ5人組の一隊。ある日、仕事を解約された5人は、通りがかったサーカス団に雇われる。横暴な団長の娘、千代子(堤)とバイオリン弾きの幸吉(大川)は恋に落ちるが、雇用期間が終わり5人がお払い箱になったとき、二人は離れ離れとなる。

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『噂の娘』

チェーホフの「桜の園」を下敷きにした成瀬巳喜男のオリジナル脚本による作品。凋落の影が差す老舗の酒屋・灘屋酒店を舞台に、家族とその周囲の人々の悲喜こもごもを綴った人間ドラマ。主人の健吉(御橋公)は妻と別れ、長女の邦江(千葉)と2人で酒屋を切り盛りしている。しかし、義父の啓作(汐見)は家をかえりみず飲み歩き、末娘の紀美子(梅園)は男友達と遊び回っている。何事も上手くいかない中で、店だけは繁盛させようとした健吉は酒に水を混ぜてしまう。

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『桃中軒雲右衛門』

眞山青果の同名原作をもとに、明治時代に一世を風靡した実在の浪曲家・桃中軒雲右衛門の半生を描く。時代劇スターの月形龍之介がタイトルロールを演じる。雲右衛門(月形)は、芸を磨くべく家庭をかえりみない男。妻のお妻(細川)はそんな夫の出世に献身的に尽くす。周囲の批判を浴びつつも態度を改めない雲右衛門は名声を手に入れるが、お妻の死に直面し、初めて涙を流す。吹き替えなしの浪曲を実演した月形、抑制された細川らが素晴らしい。

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『君と行く路』

夭折した女流劇作家・三宅由岐子の遺作「春愁記」の映画化。成瀬巳喜男のトーキー初期の作品。元芸者の母(清川)に育てられた天沼朝次(大川)夕次(佐伯)兄弟。二人は母親の出自や彼女の拝金主義に馴染めない。朝次は尾上家の霞(山県)と恋仲だったが、彼女は父の会社の破産を救うため北海道の富豪に添わされようとしていた。霞の父親によって仲を引き裂かれた朝次と霞は、無残な結末を迎える。

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『朝の並木路』

場末のカフェに勤める女給たちを主人公にした、成瀬巳喜男のオリジナルシナリオによる作品。主演は当時成瀬の妻だった千葉早智子。親友の久(赤木)を頼って上京した千代(千葉)は、久子がカフェーの女給をしているので驚かされる。しかし、失業者のあふれる東京では、千代も女給になるしか道はなかった。千代は親切な常連客・小川(大川)に心惹かれるが、大川の転勤で千代は一人取りのこされてしまう。

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『女人哀愁』

銀座の書店で働いていた河野広子(入江たか子)は、資産家の子息と見合いし、結婚する。家事が得意で美しい広子は婚家の家族に喜ばれるが、ただ忙しく働く生活に疑問を感じてくる。そんなある日、婚家の長女(水上玲子)が男(大川平八郎)と駆け落ちする。"女性の自立"をテーマにした作品。入江たか子が美しい。

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『雪崩』

大佛次郎の原作を映画化したメロドラマ。助監督に黒澤明がついている。弥生(江戸川)の幼馴染みの日下五郎(佐伯)は、蕗子(霧立)と恋に落ち、親の反対を押し切って結婚するが、次第に蕗子に飽きて弥生に本当の愛情を感じ始める。弥生は蕗子への責任感から五郎を拒絶、五郎は蕗子と無理心中を計画するが、彼女の純粋な愛を理解して思い直す。出演者の心理的独白のシーンで画面に紗が降りるなど、珍しい手法が用いられた。

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『禍福』

真珠夫人」などで知られる菊池寛の原作を映画化した恋愛劇。入江たか子が、裏切られながらも健気に生きる未婚の母を気高く演じる。豊美(入江)には友達の紹介で付き合い始めた恋人・慎太郎(高田)がいた。しかし、慎太郎の父(丸山)の事業が失敗し、切り抜けるためには持参金を持つ幼なじみの百合恵(竹久)と結婚するしかなかった。政略的な結婚に納得できない慎太郎は豊美との愛を貫くと誓う。見合い話を断るために帰郷する慎太郎だが、偶然会った百合恵の新鮮な魅力に心が揺らいでいく。

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『鶴八鶴次郎』

1934年の米映画「ボレロ」(ウェズリー・ラグルズ監督 ジョージ・ラフト主演)をヒントにしたという川口松太郎の同名第1回直木賞受賞小説を成瀬巳喜男が映画化した名作。明治から大正末期にかけて人気の絶頂にあった新内語りの鶴次郎(長谷川)と三味線の鶴八(山田)は、互いに愛情を感じていながらも、芸の上の意地で別れることになる。切ない芸道人情話を綴る。

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『はたらく一家』

プロレタリア作家、徳永直の同名小説を成瀬自身が脚色。働けど働けど暮らし楽にならざる一家を描いた家庭劇。貧困から脱出しようとする長男(生方)の焦りと、それを理解しながら叶えてやれない父親(徳川)の苦渋と葛藤をテーマに描く。

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『まごころ』

戦時下を舞台にした石坂洋次郎の同名小説を映像化した青春映画。裕福な家庭に生まれた13歳の信子(悦ちゃん)と、貧しい家庭に生まれた富子(加藤)は大の仲良し。ある日、2人は信子の父・敬一(高田)と富子の母・蔦子(入江)の過去の秘密を知り、幼心に慄然とする。一方、信子の母(村瀬)は長い間、敬一に不信感を抱いていた。そんな折、敬一に召集令状が届き。過去の邂逅とともに回復していく家族の姿を描く。

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2004-10-18 掲載
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