J:COMで放映された映画をベースに、今まで観た映画、これから観たい映画を順次、整理し、並べてみます。ご活用下さい。
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北海道・根釧原野の雄大な景色を背景に、山田洋次監督が『幸福の黄色いハンカチ』の高倉健と倍賞千恵子のコンビで再び送る感動ドラマ。誤って人を殺し警察に追われる男と、女手ひとつで小学生の息子を育てながら牧場を切り盛りする未亡人民子との交流を描く。ある雨の夜、牧場にひとりの男が泊めてほしいとやってきて、突然産気づいた牛の世話を手伝い、去っていった。その後、再びその男が現れ、民子は彼を牧場で雇うことにする。
シリーズ25作目。久々に柴又に戻った寅のもとに、キャバレー回りの歌手リリーが病で倒れたという一報が届く。飛行機嫌いの寅さんを周囲が説得し、急きょ沖縄へ。寅さんの看病の甲斐あって回復に向かうリリー。2人は療養のために部屋を借りて共同生活をはじめることに。リリー役の浅丘ルリ子は『寅次郎忘れな草』『寅次郎相合い傘』に続く3度目のマドンナを務める。
シリーズ26作目。いつものように故郷を離れて旅を続ける寅次郎は、仲間から同業者の常が死んだことを聞かされる。常の墓参りをするため、彼の故郷である北海道の奥尻島へと向かい、そこで彼の一人娘“すみれ”と出会う。東京に出て働きながら学校で学びたいと彼女から相談され、2人は柴又へ向かうことに。定時制高校に通う彼女を見て、寅も入学を希望するが。元キャンディーズの伊藤蘭がマドンナ役を好演している。
シリーズ27作目。大阪の空の下、いつものように威勢よく商売に励む寅次郎。ある日、瀬戸内の島で出会った美しい女性“ふみ”と再会し、意気投合した2人は楽しい時を過ごす。彼女から10年以上前に生き別れになった弟の存在を知らされた寅さんは、その弟を探すことになる。やっとの思いで弟の勤め先を探しだしたが。マドンナは松坂慶子が務め、この作品から寅次郎の甥（おい）、満男役を吉岡秀隆が演じている。
シリーズ28作目。ある縁日で寅次郎の目に留まったたこ焼きを売る美しい女性。彼女は寅の昔の仲間である常三郎の妻で、病にふせった夫の代わりに働いていた。事情を知って常三郎を見舞いに訪れた寅は、死んだら自分の妻を女房にしてくれと、彼から懇願される。その後すぐに柴又に戻り、家庭を持つために就職活動を始める寅だったが。マドンナに音無美紀子、家出中の娘を岸本加世子が好演している。
シリーズ29作目。いつものように旅の空の下、寅次郎はひょんなことから出会った陶芸家の老人の豪邸でもてなしを受けることになる。そこには美しい未亡人“かがり”がお手伝いとして働いていたが、わけあって故郷の丹後へ帰ってしまう。そして寅が次に向かった先は丹後。“かがり”と寅さんの恋のゆくえは？いしだあゆみがマドンナ役を好演。
シリーズ30作記念として製作された今回のマドンナ役に田中裕子、共演は沢田研二。大分、湯平温泉にやって来た寅は、東京からやって来たまじめな青年、三郎と意気投合する。同じく東京から女友達と旅行に来ていた螢子とであい、寅たち4人で観光することに。別れ際、三郎は螢子に告白し、寅に仲を取り持ってもらうよう頼み込む。柴又に戻った寅次郎はいつものように恋のキューピットとして活躍する。
31作目のマドンナは、都はるみが、“京はるみ”という演歌界の女王役で出演。いつものように家族とけんかして旅に出た寅は、向かった新潟でひとり寂しげな女性と出会い一目ぼれ。彼女は日本中で誰もが知る演歌歌手とはつゆ知らず、意気投合して寅には夢のような楽しい旅が始まる。しかし、楽しい時間はすぐに終わり、それぞれの道を歩むことに。意気消沈の寅が柴又にもどると、そこへ“はるみ”が現れ、柴又中が大騒ぎに。
シリーズ32作目。さくらの夫の亡父の三回忌に備中を訪れた寅次郎。寺の和尚とその娘の朋子と意気投合、ついには法事の席で酔っ払った和尚の代わりを見事に務め、朋子に気がある寅はそのまま寺にいついてしまう。三回忌法要に訪れたさくらたちは袈裟姿の寅を見てびっくり仰天。心配するさくらたちをよそに、東京へ出て行ってしまった和尚の息子のかわりに仏に仕える決心をした寅は、東京へ戻り帝釈天で修行を始めるが。
シリーズ33作目は、マドンナを中原理恵が務め、タコ社長の娘役で美保純が初登場。北海道釧路の空の下、寅次郎は理容師の風子と出会う。勤め先を次から次へと変え、風のように生きる彼女を気に入った寅は、しばらくの間、一緒に旅をすることに。寅と風子が旅の途中で出会う人々も見どころで、逃げられた妻を探す男に佐藤Ｂ作、サーカス一座の花形として渡瀬恒彦が好演している。
シリーズ34作。ふとしたことから寅は飲み屋で知り合った、エリート・サラリーマン富永と意気投合。酔っぱらって彼の自宅で一夜を明かした寅は、妻のふじ子に心奪われてしまう。寅がまたすぐに富永の家を訪ねると、仕事の激務に耐えかねた夫が行方不明と知らされる。寅は彼女とともに、富永の故郷、鹿児島へ向かう。22作目の『噂の寅次郎』に早苗役で出演した大原麗子が2度目のマドンナ・ふじ子を務めている。
シリーズ35作目。長崎、五島列島まで来た寅は、道で出会った老婆の家でもてなしを受けることに。しかし、真夜中に容態が急変した彼女が他界してしまう。それを知らされて東京から来た孫娘の若菜に、寅は一目ぼれ。柴又にもどった寅は若菜と再会し、彼女のアパートを訪れると、ライバルの民夫と遭遇。寅は司法試験を目指すインテリ民夫相手に、恋の手ほどきを始める。マドンナ役で樋口可南子、恋敵を平田満が好演。
シリーズ36作目。たこ社長の娘、あけみが家を飛び出して大騒ぎのところに、ひょっこり戻ってきた寅次郎。あけみを連れ戻すために、すぐさま伊豆下田に向かう。あけみとすぐに会うことは出来たが、寅の説得に応じず帰ろうとしない。そんな中、式根島で同窓会を開く青年たちと出会い、寅は先生の真知子に一目ぼれしてしまう。マドンナの栗原小巻は、シリーズ4作目『新・男はつらいよ』以来、2度目の登場。
昭和初期の蒲田撮影所を舞台に、映画に熱い情熱をそそぐ若者たちの姿を山田洋次監督が描いた名作。映画館で働く小春は、ある日監督から女優になることを勧められ、演技の経験もないまま大部屋女優の道を進むことに。監督にどなられながらも周囲の励ましを受け、困難を乗り越えていく小春を有森也実と映画に情熱をささげる青年を中井貴一が好演。脇役に渥美清や松坂慶子をむかえた豪華なキャスティングも見どころ。
シリーズ37作目。なじみの旅役者のふ報を聞き、九州へと向かっていた寅次郎。旅役者の娘の美保に、東京へ来ることがあったらとらやを訪ねるように告げると、美保は本当に上京するが、寅とは入れ違いに。ひとりで風邪をひいて困っていたところを画家志望の青年に助けられる。後日、再会した彼女に、寅はあれやこれやと世話を焼くが。マドンナ・美保役に志穂美悦子、画家志望の青年役を長渕剛が務める。
シリーズ38作目。北海道・知床にやってきた寅次郎は、男やもめの獣医、上野順吉の家に厄介になることに。離婚して戻ってきた順吉の娘りん子にひとめぼれした寅は、傷心のりん子をあたたかく見守り、やがて順吉がスナックのママにほれていることがわかると、その恋路に一役買うのだった。マドンナは『口笛を吹く寅次郎』以来二度目の出演となる竹下景子、父順吉役に三船敏郎。淡路恵子が久々に映画出演したことも話題となった。
シリーズ39作目。柴又に突然、寅を訪ねて秀吉という少年がやってきた。タイミングよく戻ってきた寅次郎は、彼の父親で寅の仕事仲間が他界したことを知らされ、秀吉と母親探しの旅に出る。誘拐犯に間違えられながらも寅は、たまたま旅館で知り合った隆子と意気投合し、秀吉がいることで親子のようにふるまい、つかの間の幸せな時を過ごす。果たして秀吉は母と再会することができるのか？マドンナ隆子役を秋吉久美子が演じる。
シリーズ40作目は、俵万智の「サラダ記念日」にヒントを得た作品。信州の空の下、寅はたまたま出会った老婆の家で世話になる。翌朝、彼女のもとに夫を亡くした女医の真知子（三田佳子）が訪れ、寅の恋が始まる。真知子のことが忘れられず、彼女のめい・由紀（三田寛子）を訪ねに、寅は東京の大学へ向かう。彼女に会うことができた寅は、たまたま真知子も東京に遊びにきていることを聞き、見事再会を果たすのだが。
シリーズ41作目は、寅次郎が初めて海外へ。いつものように旅を続ける寅だったが、乗っていた列車に男が自殺を図って飛び込んできた。間一髪で列車は止まり、寅はその男に説教を始め、2人はいつの間にか一緒に旅をすることに。行き先はなんと音楽と芸術の都、ウィーンだった。外国でも相変わらずの寅次郎は、そこで出会った観光ガイドの女性に恋することに。竹下景子が3度目のマドンナとして登場する。
シリーズ42作目。予備校生になるまで成長した満男は、高校時代の後輩、泉に恋をしていた。柴又に戻ってきた寅は、満男の相談役を務めるが、満男は泉への思いがやまず、彼女の引越し先である佐賀までバイクで飛び出していった。そしてなぜか旅先で寅と出会い、2人で彼女に会いに向かったが、寅は彼女の美しい叔母にのぼせあがってしまう。マドンナに檀ふみ、満男の相手役としてこのシリーズから後藤久美子が登場する。
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